井上皮ふ科形成外科のイメージ
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お知らせ NEWS

福岡で開催された講演会に行ってきました。

福岡地区講演会

九州大学の皮膚科教授である古江先生のご講演でした。

アトピー性皮膚炎に関するお話で、タイトルは「アトピー性皮膚炎におけるOVAOL1転写因子の役割と応用」

難しいタイトルですが、要は保湿に関する話です。

元々アトピー性皮膚炎の患者さんはフィラグリンという保湿に係る遺伝子に異常があることがわかっており、そのために乾燥肌になり、湿疹を繰り返すようになります。
OVAOL1はそのフィラグリンの機能を正常に戻すことができる因子で、この因子を活性化させれば保湿機能が戻り、炎症の起こりにくい肌質になるわけです。

実はかなり以前より存在していたグリテール(大豆から抽出したコールタール)という外用剤がこういった保湿に係る因子を活性化させ、根本的な保湿機能を高めることがわかってきました。

グリテール

ステロイド軟膏が皮膚炎の治療の主流になるにつれて使用頻度が少なくなってしまったようですが、最近のこういった研究結果を踏まえて、改めてグリテールの使用が増えるかもしれません。
当院でもすでにグリメサゾン軟膏といってグリテールとデキサメサゾンといって弱めのステロイド剤が配合された軟膏を皮疹の落ち着いてきた患者さんには処方しております。
気になる方はご相談ください。

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2017年の幕が明けました。
当院は今週5日から診療を開始しております。

さらなるクリニックの発展、地域のみなさまに対する医療の向上に懸命に努めていきたいと思います。今年もよろしくお願い申し上げます。

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今年も残りあとわずかとなりました。
11月から東大利にリニューアルし、当初から数多くの患者さんに受診頂いております。
ここまで大きな混乱もなく順調に診察させてもらっています。
これからも皮膚科診療を通してみなさまに元気を提供できたら幸いです。
まだまだ寒い日が続いておりますが、みなさま、どうか風邪など引かぬようご自愛ください。

それでは年末年始の診療案内です。
12月30日金曜日の午後から1月4日まで休診とさせて頂きます。
年明けは1月5日木曜日から診療を開始します。
何卒ご理解頂きますようよろしくお願い申し上げます。

 

先日、当院にほど近い大野城市にあるサービス付き高齢者住宅にお住いの方から依頼があり、往診に行って参りました。

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患者さんは全身のかゆみに日頃より苦しんでおられました。お身体が不自由で通院が困難であり、
施設のスタッフの方のご配慮で、往診となりました。
常飲しているお薬の種類も多く、薬剤による副作用の可能性も考えられました。
この日は診察とちょっとした検査、そして塗り薬などのお薬の処方をさせて頂きました。

このように当院では往診や訪問診療も積極的に行います。
なにかお困りの際はいつでもお問い合わせください。
(ただ制度上、寝たきりや障害などで通院ができない方に限られておりますのでご理解頂ければ幸いです)